今日あといくら使える?月の予算を1日の予算に日割りする
1日の予算 = 今月自由に使えるお金 ÷ 日数。「自由に使えるお金」は、手取りから固定費と先取り貯金を引いた残りです。あとは2つのルールを決めるだけ。使わなかったお金をどうするか、使いすぎたらどうするか。
計算式
1日の予算 = 今月自由に使えるお金 ÷ 日数
自由に使えるお金は、次の順で出します。
- 手取りから始めます。税金や社会保険料が引かれて、実際に口座に入る金額です。
- 固定費を引きます。家賃、光熱費、スマホ代、定期代、サブスク、保険など。
- 先取り貯金を引きます。先に貯めてから使う。そうしないと、貯金は「月末に残った分」になってしまいます。
- 残りが、日々自由に使えるお金です。
| 項目 | 例 |
|---|---|
| 手取り | ¥220,000 |
| 固定費 | − ¥100,000 |
| 先取り貯金 | − ¥30,000 |
| 自由に使えるお金 | ¥90,000 |
| ÷ 30日 | 1日 ¥3,000 |
金額は計算の流れを示すための例です。ご自身の数字に置き換えてください。
給料日が25日なら
給料日から次の給料日までを「1か月」と考えるなら、その間の日数で割ってもかまいません。月の途中で見直したいときは、残っているお金 ÷ 次の給料日までの日数で、その日からの1日の予算が出ます。
月ではなく1日で考える理由
月の予算の弱点は、気づくのが遅いことです。前半の2週間で使いすぎても、わかるのは月末。1日単位にすると今日の上限がはっきりするので、今日少し使いすぎたら、今日わかります。20日後ではありません。
1日単位といっても、毎日同じ額を使う必要はありません。平日は控えめ、週末は多めでもかまいません。大事なのは、次の2つのルールです。
使わなかったお金はどうする?
よくあるやり方は2つです。
- 翌日以降に繰り越す。 今日半分しか使わなければ、残りを翌日以降に回します。融通がきき、週末にお金がかかる人に向いています。
- 毎日リセットする。 1日の予算は固定で、使わなかった分は貯まったものとみなします。シンプルで、貯金が増えていくのが目に見えます。
繰り越すなら、貯まる上限を決めておきましょう。上限がないと、何日か使わずに貯めた分を、ある日まとめて使ってしまいがちです。
使いすぎたらどうする?
こちらも2つです。
- 翌日以降から差し引く。 今日多く使った分は、明日以降に控えて取り戻します。月全体の合計がぶれません。
- 臨時の出費として別に記録する。 病院代のような、本当に予定外の出費に向いています。
どちらにしても、使いすぎた分をこっそり消さないこと。どこかで必ず埋め合わせが必要です。
特別費は1日の予算に入れない
年払いのサブスクや保険、冠婚葬祭のご祝儀、帰省、旅行。毎日発生するわけではないお金を1日の予算に入れると、その日だけ数字が大きく崩れます。別枠にしておきましょう。
- 1年分の特別費を合計して12で割り、毎月の固定費として先に引いておく。
- 旅行は旅行用の予算を別に作り、旅行中はその1日の予算で考える。
食費だけを日割りする方法もある
全部を1日の予算で管理するのが大げさに感じるなら、まずは食費だけでもかまいません。たとえば月の食費が ¥45,000 なら、÷ 30 で1日 ¥1,500。スーパー、コンビニ、外食で使うたびに、その日の残りを確かめます。食費は毎日の出費のなかでいちばん動きやすいので、日割りの効果がわかりやすい部分です。
My Money の計算
まとめ
- 1日の予算 =(手取り − 固定費 − 先取り貯金)÷ 日数。
- 2つのルールを決める。使わなかったお金を繰り越すか、使いすぎをどこから差し引くか。
- 特別費や旅行は、1日の予算に入れない。